アガリクス茸の中で唯一、学術的に効果が認められているのが、ヒメマツタケです。
30年以上研究され続けている実績あるキノコです。
アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、じんま疹、 最近、こうしたアレルギー性疾患に悩まされる人が急激に増えています。
アレルギーを引き起こす主役と見られているのは、免疫にかかわるB細胞がつくりだすIgEという抗体です。
スギ花粉やダニなど、アレルギー原因物質をアレルゲンといいますが、 何度も何度もアレルゲンにさらされていますと、IgE抗体がつくられるようになり、 このIgEが鼻の粘膜や気管支などに多く見られるマスト細胞にくっついてしまいます。
このような状態のところに、再びアレルゲンがやってくると、マスト細胞についたIgE抗体が反応します。 するとマスト細胞はヒスタミンなど、臓器の反応(かゆみなど)を引き起こす物質を放出します。
これが鼻の粘膜や気管支に作用し、アレルギー性鼻炎や気管支ぜん息などの症状を引き起こすわけです。
現在、アレルギーの治療には、抗ヒスタミン剤やステロイド剤などが用いられていますが、 副作用が出ることが多く、患者さんにとって大きな障害となっています。