2025/01/31

犬が梨を食べても大丈夫?与える際の注意点やメリットを紹介!

愛犬に梨を与えてもいいのか迷ったことはありませんか?梨は、適切な方法で与えれば犬にとって安全で健康的なおやつになります。しかし、その一方で注意すべきポイントやデメリットも存在します。本記事では、梨を犬に与える際のメリットや注意点を詳しく解説し、安全に楽しむための方法をご紹介します。愛犬との日々に、新たなおやつ選びのヒントを見つけてみましょう。

この記事を読んで分かること
  • 犬に梨を与えても問題ないかどうか
  • 梨を食べる事によるメリット・デメリット
  • 梨を与える際の注意すべき点について

 

犬が梨を食べても問題ない!

梨は犬に与えても基本的に問題ありません。梨は毒性を持たない果物であり、水分やビタミンC、食物繊維が豊富に含まれており、健康を維持するために役立つ効果があります。
梨の9割が水分でできており、老犬などの水分補給をサポートしたり、脱水症状を防ぐ事にも繋がります。

▼梨には、以下のような栄養素が豊富に含まれています。

ビタミンC ビタミンCは抗酸化作用があり、細胞の健康を保つ役割を果たします。
食物繊維 食物繊維は腸内環境を改善させ、便通を整える効果が期待できます。
カリウム 体内に余分なナトリウムや塩分を尿として排出する作用があり、血圧を下げる効果があります。

このように梨には健康維持に役立つ栄養成分が含まれていますが、果物の糖分を摂りすぎると健康を害する可能性があるため、あげすぎには注意した方が良いです。

梨を初めて与える際は、アレルギー反応や消化不良を防ぐため、少量を食べさせてみて様子をみながらあげてみましょう。また、犬の健康を損なうリスクを減らすためにも、主食としてではなくおやつや補助的な食品として与える事をおすすめします。
注意を払った上で与えれば、犬にとっても安全な食べ物となります。

 

 梨を食べる事によるデメリットはある?

犬に梨を与えることは問題ありませんが、いくつかの注意点やデメリットがあります。
与える際には必ずリスクを把握した上で与えるように心掛ける事が大切であるため、飼い主の方はチェックしておきましょう。

▼以下が主なデメリットとして挙げられます。

糖尿病のリスク 梨に含まれる糖分は肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があります。
特に、小型犬や肥満傾向のある犬は、少量でもカロリー過多に恐れがあるため注意しましょう。
下痢や嘔吐の可能性 高い水分量が原因で、過剰に与えると下痢や嘔吐などの消化器のトラブルを引き起こす場合があります。一度に大量の梨を与えることは避け、少量を目安に調整しましょう。特に未成熟の梨や硬い梨は、消化が難しく犬の胃腸に負担をかける可能性があるため、注意しましょう。
虫歯のリスク 糖分の摂りすぎは歯の健康にも影響を与え、虫歯のリスクを高める可能性があります。味が濃過ぎる食べ物は控えましょう。

これらのデメリットを最小限に抑えるためには、与える際に適切な量や頻度を把握した上で与えてあげましょう。また、普段から果物を与え慣れていない犬には、少量ずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。

 梨を与える際の注意点

梨は犬にとって安全な食べ物に変わりありませんが、与える際に抑えておくべき以下のような注意点があります。

  • 子犬の場合はすりおろして与えよう
  • 未成熟の梨は控えよう
  • 一口分などの少量にしよう
  • 梨の皮や芯、種は取り除こう

実は梨にも部位よって有害物質が含まれている箇所が存在したり、摂取量を誤ってしまうとデメリットで触れたように、健康を害する可能性が高まります。上記の箇条書きで紹介した注意点について、それぞれ詳細を紹介します。

 

 【その1】子犬の場合はすりおろして与えよう

子犬に梨を与える際は、カットのみでなく、梨をすりおろして与えるようにしましょう。

理由としては、子犬の消化器官は成犬ほど発達していないため、固い果物をそのまま与えると消化不良や胃腸のトラブルに繋がるためです。そのため、子犬に梨を与える場合は、すりおろしてペースト状にすることをおすすめします。ペースト状にする事で、梨が消化しやすくなり、体への負担を軽減する事ができます。

また、梨にはたんぱく質が含まれているため、下痢、嘔吐などのアレルギーが発症してしまう可能性があります。そのため、与える際には、まず小さじ1杯程度の少量からスタートし、翌日に体調には異常か確認するようにしましょう。特段、異常がなければ体の成長と共に与える量も増やして大丈夫です。

 

 【その2】未成熟の梨は控えよう

未成熟の梨は有毒物質である「アミグダリン」が含まれており、嘔吐、めまいなどの症状を引き起こす可能性があるため、未成熟の場合は与えないように心がけてください。

また、未成熟の梨は硬く渋みが強いため、犬にとって消化しにくい上に、消化不良や胃腸への負担となる恐れがあります。
与える際は成熟した甘みのある梨がいいでしょう。

梨の熟度を判断する際は、完熟すると果皮のザラザラが減るため、手にとって確認してみてください。
市販の梨は基本的に問題ありませんが、他人から譲り受ける際は気をつけましょう。

未成熟の梨を与えることで、胃腸のトラブルや食欲低下を引き起こす可能性がありますので、注意しましょう。

 【その3】一口分などの少量にしよう

犬に与える梨の量は、犬の体重やサイズに応じて調整する必要があります。
また、犬の体格に応じて変わりますが、喉に詰まらないサイズまでカットしてから与えるようにしましょう。


▼以下、1日に与える際の目安となります。
 年齢や犬の健康状態により、適切な量は変動しますが、目安として理解しておきましょう。

体重 量の目安
超小型犬(4kg未満 〜1/10個サイズまで
小型犬(10kg以下) 〜1/5個サイズまで
中型犬(25kg未満) 〜1/4個サイズまで
大型犬(25kg以上) 〜1/3個まで

引用:https://wankonowa.com/column/thing/485/

 

この量を超えて与えると、糖分過多や消化器官への負担が大きくなる可能性があり、1日の摂取量には注意が必要です。1日のカロリー摂取量の10%以内に抑えることを目安にし、与えすぎないようにしましょう。

梨を与える際は、1日の摂取量を考えながら、食べやすいサイズにカットしてから与えるようにしましょう。

 

 【その4】梨の皮や芯、種は取り除こう

梨の皮や芯、種は犬にとって危険な部分となる可能性があるため、与える際は必ず取り除きましょう。特に種には微量ながら有害物質であるアミグダリンが含まれている場合があり、消化器官に悪影響を及ぼす恐れがあります。
また、梨の皮は消化が悪く、犬が飲み込む際に喉に引っ掛かり、最悪呼吸困難に陥るリスクもあります。

安全に食べてもらうためにも、与える前に梨を十分に洗い、果肉部分のみを取り出し、小さく切り分けて与えましょう。

 

 梨を食べることによるメリット!

梨を食べることによるメリットはいくつかあります。

梨は適量であれば犬にとって安全な果物であり、健康をサポートするための栄養素も多く含んでおります。冒頭でも触れたように、梨には水分や栄養素が豊富に含まれており、暑い季節や運動後のエネルギー補給にも役立つため、飼い主にとって取り入れやすい食べ物です。

主なメリットとして、「水分補給」、「腸内環境の改善」、「疲労回復」などが挙げられます。
それでは、3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

 水分補給ができる

梨はその90%以上が水分でできており、スイカやメロンなどと同等の水分量で、水分補給に役立つ食べ物です。特に暑い夏や運動後の水分補給にも適しており、脱水症状を予防するだけでなく、適量であれば食欲が落ちがちな時期でも手軽に栄養を摂取する事ができます。
また、冷蔵庫で冷やして小さくカットした梨を与えることで、熱中症対策やリフレッシュ効果などにも繋がります。

ただし、梨はあくまで水分補給をサポートする補助的な役割を持つ果物であり、通常の飲水をしっかり確保することが大前提です。犬の飲水量に注意しながら、梨をおやつとして取り入れる事で脱水症状などを防ぐなどのメリット効果が見込めます。

 

 腸内環境の改善効果

梨には水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれており、腸内環境を整える効果があります。
特に、不溶性食物繊維は便通を促進し、便秘の予防に役立つ一方、水溶性食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境の健康をサポートします。他にも、消化器官の働きが改善され、免疫力の向上にも繋がります。

例えば、食物繊維が不足している時の行動として、排便の量や便秘気味になっている場合は食物繊維が不足しているサインの可能性があります。少しでも行動などが気になった際は、梨などの食物繊維豊富な食べ物で補ってあげましょう。


初めて与える場合は、犬の体重や腸内環境に応じて少量から始め、便がゆるくなる場合は量を調整しながら与えてあげることを意識しましょう。

 

 疲労回復をサポート

梨には疲労回復をサポートするメリットもあります。梨に含まれるクエン酸や果糖などの栄養素は、犬のエネルギー代謝をサポートし、疲労回復を促進します。散歩や激しい運動の後に少量の梨を与えることで、体力回復を助け、元気な日常生活をサポートできます。特に高齢犬や長距離の散歩を終えた後などに梨を与えると非常に効果的です。

また、夏場や体力が低下しがちなシニア犬にとって、梨の果糖は短時間でエネルギーに変換されやすく、体への負担も少ないのが特徴の一つです。

散歩やドッグランなどに連れて行かれる際には、おやつとして、梨を持参してみてはいかがでしょうか。

 

 梨以外にも犬が食べても良い果物とは?

梨だけでなく、犬に与えることができる安全な果物はいくつかあります。果物はおやつとしてだけでなく、犬の栄養バランスを補う補助食品としても役立ちます。また、犬の健康を維持するために、ドッグフードやおやつだけでは健康を維持するのが難しく、近年、犬用のサプリメントを取り入れている家庭も増えております。

「でも、サプリメントを与えるのはちょっと不安かな…」という方は、適切な量を守った上で、梨などの果物を与えてみてはいかがでしょうか。

▼以下は、梨以外に犬におすすめの果物とそのメリットについての詳細です。

果物 効果 与える際の注意
りんご ビタミンCが豊富で、
腸内環境を整える効果
皮と種を必ず取り除き、
薄くスライスして与える
バナナ カリウムや食物繊維が豊富で
エネルギー補給に最適
過剰摂取は肥満の原因となるため少量に抑える
スイカ 水分補給に優れ、
リコピンが健康をサポート
種や皮を必ず取り除き、
果肉部分のみを与える
ブルーベリー

抗酸化作用があり、目や皮膚の健康をサポート

少量を与え、アレルギー反応がないか確認する

このように、それぞれの果物で得られる効果が異なります。もちろん、犬にも口に合う合わないがありますので、梨以外の果物でも試してみてはいかがでしょうか。試される際は、アレルギーなどの可能性もあるので、梨と同様に少量から与えるようにしましょう。

 

 【知っておこう】食べない方が良い果物もある

一方で、犬が食べてはいけない果物がある事はご存じでしょうか。
犬を実際に飼われた経験がない方や、飼ったばかりの方は知らない可能性があります。
誤って与えないためにも、食べてはいけない果物をいくつかご紹介します。

▼以下、犬が食べてはいけない果物とその理由。

果物 食べてはいけない理由
ぶどう・レーズン 急性腎不全を引き起こす可能性があります。
主な症状として、嘔吐、下痢、食欲不振、無気力などが挙げられます。
アボカド 消化不良、嘔吐、下痢を引き起こすことがあります。
また、アボカドの種を誤飲すると窒息や閉塞のリスクもあります。
サクランボ(チェリー) サクランボの種や茎、葉にはシアン化合物(青酸)が含まれており、
摂取すると中毒症状(呼吸困難、痙攣、昏睡など)が現れる可能性があります。
柑橘類(オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ) 果肉自体は少量なら問題ない場合もありますが、皮や種、茎には有害な物質が含まれており、
嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。

また、柑橘類の香りが犬にストレスを与えることもあります。
イチジク イチジクを食べると、嘔吐、下痢、口や舌の炎症を引き起こすことがあります。
イチジクの樹液にも毒性があるため、庭に植えられている場合も注意が必要です。

 このように、人間にとって身近な果物が犬にとっては悪影響を及ぼす可能性があります。
ブルーベリーは犬に与えても問題ないけれど、ぶどうは与えてはいけない事に驚かれた方も多いのではないでしょうか。似ている果物でも含まれる栄養素によって、与える影響が異なるため犬を飼われている方は必ず把握しておきましょう。また果物以外にも犬が食べてはいけない食べ物が数多くあるため、注意する事が必要です。

 

 まとめ

梨は犬にとって安全で、適量を守れば健康をサポートできる果物です。水分補給や腸内環境の改善、疲労回復といったメリットを活かしながら、日常のおやつとして取り入れることができます。梨を与える際には、皮や種をしっかり取り除き、適量を守って少量ずつ与えるようにしましょう。

また、梨以外の果物で食べて良い果物といけない果物についても、飼い主がしっかりと把握した上で、安全管理を徹底し、与えるようにしましょう。

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